JA鹿児島いずみでは、10月中旬頃にたけのこの初出荷が行われます。10月からたけのこを掘るということに驚く方も中にはいるとおもいますが、鹿児島は温暖な気候のおかげで10月から翌4月いっぱいまで、たけのこの収穫が行われます。その中でも、JA鹿児島いずみとJA北さつまが”日本一早いたけのこ”の座をかけて毎年鎬を削っています。
超早掘りたけのこの探し方
この時期のたけのこは小指サイズから、大きくても手のひらサイズ以下です。地表には地割れすらなく、本当に微妙な地面のふくらみなどを手掛かりに探さなくてはなりません。
ですが、夏に伸びた草が地面をおおっているため、そのままほったらかしにしていてはいざ初出荷の時期を迎えても見つけることができません。
夏を越した竹林の地面はクサス(草すごい)状態です。
まだ気温の高い9月頃に草を刈ってあげると、刈った草がすぐ枯れてくれるので、初出荷のころにはしっかり地面が見える状態になります。
刈った草は腐植として地面に還り、また土を肥やしてくれることでしょう。
初出荷や、年明け以降の本格出荷時期にたくさんのたけのこが出てきてくれるのを期待したいと思います。