今回はMOKI製作所製の無煙炭化器によるポーラス竹炭作りのご紹介をします。
放置竹林整備をしていく中で大量の枯れ竹が出てくるんですが、従来はこれを場所を決めて積み上げていくか、ただ燃やすかしていました。積み上げていくと場所をとり、肝心のたけのこを掘るスペースが減ってしまうし、ただ焼くというのも大量のCO2排出とエネルギーの無駄を感じてしまい
どうしたもんかなー・・・
と考えていたところに出会ったのがこのMOKI製無煙炭化器でした!!
こいつはかなりの優れもんです!!
まず、露地で炭ができる!
通常製炭を行うには専用の窯が必要で、かかる時間もかなりのものですが、この無煙炭化器を使えば消火まで含めても1時間30分~2時間程度 しかも露地でできます! 当然土窯などで時間をかけて焼いた炭とは出来上がるモノは違いますが、土壌改良剤としては最高の炭ができます。
そして、煙が少ない!
着火初期はさすがに多少の煙は出ますが、燃焼が進んでくるとほとんど煙が出なくなります!形状のおかげらしく、完全燃焼に近い状態になるみたいです。無煙を名乗るだけあります。
というわけでコイツを導入して現在枯れ竹を炭にして竹林内にばらまくという活動を行っております。
実際の作業はこちらの動画にて説明しております。
動画内でも説明しましたが、コイツを導入したおかげで
林内散布により土壌改良効果でより良質なたけのこの栽培が期待できる。
持続可能な循環型林産業の実現。
炭素固定による地球環境保護への貢献。
枯れ竹処理による実質的な収穫面積の拡大。
などなど沢山のメリットがあると感じております。
今後も可能な限りは枯れ竹処理に、この無煙炭化器を使っていって竹林環境向上につなげていきたいと考えております。
以上!ありがとうございました!!