たけのこ収穫後の作業③ ウラドメのやり方

ウラドメのタイミング

ウラドメを行う上で一番大事なのはタイミングです。幼竹の成長具合に合わせてやります。時期が早すぎると折れすぎてしまって発生する枝葉の量が極端になくなってしまうか、場合によっては枝をつけることができずに枯れてしまいます。折角良い親竹になって欲しいと思って掘らずに残していたのですから、これは避けたいです。

反対に時期が遅れてしまうとウラにしなりが出てきてしまい揺するのに強い力が必要になります。枝が出きってしまった場合はいくら揺すってもウラが折れずウラドメができなくなってしまいます。

ではベストなタイミングはというと、枝が最下部から25段ほど出てきた時です。

その状態ならそれほど強い力をかけずともボキン!!と折れてくれます。

それに、理想とされる残す枝の段数15~20段程度にしやすいです。

この状態の幼竹ならウラドメがしやすいです

ウラドメに使う道具

前回記事の通りウラドメは竹を揺すって先端を折る作業なのですが、直接手で竹を揺すると非常に疲れます。太い竹の場合などは特に!何本も作業を行わなければならないので、すぐにヘトヘトになります。また、折れたウラ、剥がれた皮がかなりの勢いで落下してくるため大変危険です。

ですので、作業の際はこういった道具を使います。ロープに持ち手とカラビナを付けただけの簡単な作りです。

ロープの長さはお好みです 長いと上段まで上げやすいですが取り回しにくいです

これを使うと揺するポイントが高くなるため軽い力でウラドメ作業ができ、ウラの落下点から距離が出るため自分に飛んできにくく、飛んできたとしても視認しやすいので避けやすく、多少安全に作業できます。

実際の作業の様子を動画にしてみました。ご覧ください。

動画ではヘルメットかぶってないですが安全のため是非着用して作業してください。

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